警戒するのはスリ。暴力犯罪ではない
スペインはとても安全だが、バルセロナのランブラスとマドリードのメトロは、巧みなスリで知られる。スマホは後ろポケットに入れず、ぶつかってきた人や、頼んでいない助けには疑ってかかる。
スペインの通貨、交通、チップ、行く時期、旅の実践アドバイス。着陸した瞬間から使えるeSIMのデータも。
スペインは一国に収まりきらない多様さを持つ。ガウディのバルセロナ、美術館と夜遊びのマドリード、アンダルシアのムーア宮殿、サンセバスチャンのピンチョス、コスタ・ブラバからカナリアまで続く海岸線。
時計は遅い。ランチは午後2時前後、夕食は9時より前にはまず始まらない。大都市以外では、午後に店を閉める習慣も残る。リズムを合わせると、この国は急にわかりやすくなる。
パスポートは一つでも、中身はいくつもの国だ。カタルーニャ、バスク、アンダルシア、ガリシアは、言葉も料理も誇りも違う。チャコリをただの白ワインと呼ばず、ピンチョスをタパスとひとまとめにしない。気づいた人として扱われる。
十日でバルセロナ、マドリード、アンダルシア、島まで全部はやらない。海岸か、都市+地方の組み合わせを一つ。遅く食べ、必要なら昼寝し、午後は暑さに従う。スペインを好きになる人は、ハイライト映像として扱うのをやめた人だ。
基礎知識
旅人のコツ
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スペインはとても安全だが、バルセロナのランブラスとマドリードのメトロは、巧みなスリで知られる。スマホは後ろポケットに入れず、ぶつかってきた人や、頼んでいない助けには疑ってかかる。
平日の多くの店は、飲み物付きの三品ランチを夕食の何分の一かで出す。地元の外食の仕方で、しばしば国内いちばんのコスパになる。
グラナダのアルハンブラは枚数が限られ、特にナスル宮殿の時間枠はかなり前に売り切れる。日程が固まったらすぐ公式サイトで買う。
7時に埋まる厨房は観光客向け。地元は9時以降に座り、良い店はその時間から本領を出す。7時に空腹なら、それがタパスとベルモットの出番。
グラナダやレオンの一部では、飲み物に小皿が付く。バルセロナとマドリードでは一口ごとに払う。オリーブが差し入れだと思わず、聞くか隣のテーブルを見る。
RenfeのAVEや長距離切符にはCombinado Cercaníasが付く。出発4時間前から到着4時間後まで、近郊列車(およびRodalies / アリカンテTRAM)に乗れる。マドリードではAVEのQRをセルカニアス改札にかざす。T4からの空港線C-1も含む。T1〜T3にはその駅がない。無理な乗換を考えず、空港急行バスでアトーチャへ。
格安Ouigoは別会社の窓口。アトーチャに早く着いても、Renfe窓口では変更できないことがある。QRをスマホに入れておくため、出発前にOuigoとRenfeのアプリを入れる。従兄がAVEを買った駅のキオスクが、Ouigoを直してくれると思わない。
個人商店や小さな観光施設は午後に数時間閉まるが、厨房は開いたまま。スペイン人が食べる時間だからだ。村を3時にうろつくのではなく、長いランチか美術館を入れる。
日曜は大聖堂や日帰り旅行ならだいたい動く。月曜に多くの美術館、アルカサル、歴史的邸宅が閉まる。コルドバやトレドの屋内は月曜に重ねない。
よくある質問
大都市では思ったより気にしなくていい。アンダルシアや小さな町では、店が午後に閉まるところが多い。午後2時にメニュー・デル・ディアを食べ、その隙間を美術館に使う。SIMロック解除済み(iPhone XS以降、Pixel 3以降、Galaxy S20以降)なら、その空白時間もeSIMで地図とRenfeが動く。
地図、メトロ案内、翻訳、写真バックアップで1日1〜2GB、二週間なら15〜20GBが目安。動画をたくさん見る、タブレットをホットスポットするなら上積み。長期滞在なら無制限も検討。
使える。テネリフェ、グラン・カナリア、マヨルカ、イビサは本土と同じスペインの回線で、人が住む島の圏内は強い。カナリアは本土より1時間遅れ。
買えるが、空港店は市内より高く、到着に列が加わる。出発前のeSIMのほうが安く、着陸と同時に起動し、ゲートから最初のタクシーやメトロ経路を頼める。
ホテルとカフェのWi-Fiは多いが、必要な瞬間に限って切れる。観光地の間の移動、列車のホーム確認、配車。スペインのデータは十分安いので、なしで行く意味はほぼない。
eSIM プラン
タパスのはしごも、Renfeの正しいホームも、データがあればスペインは楽になる。出発前にeSIMを入れておけば、ドアが開いた瞬間からつながり、ローミングではなく現地価格。
Renfeの切符、メトロの地図、「この店は夜11時も開いているか」の直前検索。だからゲートからデータが要る。eSIMなら最初のタクシーもセルカニアスもタップ一つ。空港Wi-Fiを探す必要はない。